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まえだ
ライター
よもぎを煎じた蒸気を、下半身や体全体の皮膚や粘膜から吸収させる民間療法であるよもぎ蒸し。
何百年も昔から親しまれ妊活、美肌、冷え性、デトックス、更年期、ダイエット効果などがあると言われ女性から高い人気を集めています。
それだけ長い間受け継がれてきた療法ですが、巷には怪しい?効果がない?という噂もちらほら・・・
そこで今回はなぜ効果がないと言われるのか理由を調査してみました!
これからよもぎ蒸しを試してみたい!と考えている方はこの記事を読んで安全で効果的によもぎ蒸しをおこなえるようにしてくださいね♩
目次
よもぎ蒸しは先にご説明した通り、民間療法であり科学的根拠がないので医学的には認められておらず、そのように医学的な視点で見ると、よもぎ蒸しは医学的には効果がないということになります。
しかし、体調を崩したときにしょうが湯をのんだり、温泉療法、アロマテラピー、ヨガ、断食療法などの民間療法で良くなったという効果を感じる方も多くいます。
ですのでエビデンスのあるものが必ずしも万人に効果があるというわけでもなく自分に合う方法を見極めることが大切です。
よもぎ蒸しが効果がないのではなく医学的な実証、根拠がないので効果がないと言われがちなことは分かりましたが、よもぎ蒸しを受ける人の中にも効果が出やすい人とそうでない人がいるのも事実です。
なぜ効果が出にくい人がいるのか少し見ていきましょう♩
よもぎ蒸しの方法は、座面に穴が開いたイスの下に土鍋を置いてよもぎを煮て、そこに下着をとった状態で座り、首から下を覆うガウンを着て、よもぎの蒸気をデリケートゾーンに直接当てます。
顧客の身体に触れないという理由から免許や資格がなくても開業できるのでよもぎ蒸しを受けるサロンによって品質の差が出やすくもあります。
ですので、現在よもぎ蒸しに通っているけど効果を感じられないという方はまずはじめにサロンを見直してみるのもオススメです!
また、効果が感じられない時はよもぎ蒸しを受ける頻度にもヒントが隠されています。
よもぎ蒸しは、
といったたくさんの効果を期待できます。
しかし、よもぎ蒸しは医療や薬を使用するものではないので即効性はありません。
ですので1回だけだと効果が出にくくなります。
反対に継続してよもぎ蒸しを受けて日々の運動や食事を大切にしている方は高い効果を期待できます。
例えば、よもぎ蒸しは大量発汗する、代謝がアップして体脂肪が変化することでダイエット効果があると言われていますが、その場で大量に汗をかいたりすることはありますが、個人差があるので汗が出ないという方もいます。
なので1回だけよもぎ蒸しをするだけではダイエット効果が実感できない可能性があります。
効果が出にくいと感じる方はよもぎ蒸しを定期的に続けていくことによって、実感できる場合があります。
1回だけで効果がある・ないのを決めるのではなく、続けてみるのがおすすめです♩
よもぎ蒸しの最大の効果は、『体を温めること』。
体を温めて血流をよくすることで、人間が持つ本来の機能を正常にすることができると考えています。
ですので、よもぎ蒸しがおすすめなのは、
などに悩まれているかにぜひおすすめです♩
※偏頭痛は血管が拡張して起こるため、頭痛が怒っているときによもぎ蒸しはNGです。
偏頭痛の予防として睡眠不足の改善や冷えの改善に役立つよもぎ蒸しはおすすめです。偏頭痛が起こっていないときによもぎ蒸しをしてください♪
体が温められることで血流が良くなり、アルコールが回りやすく更に酔いが促進されることで体調不良になってしまいます。
実施する際はアルコールが抜けてから行いましょう。
主にこのような方がサロンでよもぎ蒸しを控えていただく方になります。
ただし、サロンによって異なるため確認をしてみることをおすすめします♩
よもぎ蒸しをするときはたくさん汗をかくので、手に届くところに水分を用意して、よもぎ蒸しをしながらも水分補給を行ってください。できれば常温の水が良いでしょう。
薄着になっても寒くない温度でよもぎ蒸しを行うことをおすすめします。
エアコンの設定温度は部屋にもよりますが、25℃〜27℃くらいが適温でしょう♩
軽い運動と同じなので、施術前30分程度は食事を控えた方がいいです。
施術後はとくに問題はないのですが、吸収力が高まっているので、よもぎ蒸し直後のアルコールは控えた方がいいでしょう。
これらを意識するだけでも効果を感じやすくなるかと思われます!
効果を感じられない時ありがちなのが無理してよもぎ蒸しをしてしまうことです。
なんでもやりすぎは良くないので以下を注意しましょう!
体を温めると代謝も上がり、人によっては疲れる場合もあります。
一回の時間は、30分〜1時間がおすすめです。
座る体勢を変えながら行い、一回の時間を長くするより、頻度を増やした方が効果的です。
サロンなどでよもぎ蒸しをする場合は途中様子を見に来てくれるところがほとんどですので安心ですね♩
目的によって頻度は変わります。
例えば冷えや体質改善、ダイエットなら週2回〜3回、または毎日でも構いません。
健康維持やデトックスには週1回。
妊活中の人は、受精したと思われるタイミングの後は1週間ほど空けてください。
基本的には、生理が終わってから排卵日までの期間にしっかり行うのが良いでしょう。
発熱している時や風邪気味、疲れすぎているといった体調が悪いときは無理をしないことが大切です。
普段から体を温めることに慣れていない、入浴習慣がない、運動をあまりしないという人は、体調に合わせて時間を短くしたり、温度を低くしたりと様子を見ながら行いましょう。
ひどい低血圧の人は温度を低めに、高齢者は時間を短くするなどの調整をしましょう。
慣れるまでは、どなたでも低めの温度設定から始めてくださいね。
エクリン腺とアポクリン腺という汗腺があり、アポクリン腺から出る汗からワキガ臭がします。
よもぎ蒸しをすると皮脂腺からも老廃物が排出されるようになるため、わきが臭がしてしまうことがあります。
よもぎ蒸しは温度調整をしていただける場合もあるので、熱いのが苦手な方はサロンで受ける場合は相談してみることをおすすめします。
もしくは座り方を工夫すると熱くなりにくい場合があります。
更年期のホットフラッシュの症状がある人やのぼせやすい人は、おでこに冷たいタオルを当てながら行うと良いでしょう♩
衛生面について雑にしているサロンもあります。心配な方は口コミなどを確認して、アルコール消毒などがされているか?マントは使いまわしされていないか?などをチェックしてみてください。
椅子などのカビが心配な方は、黄土よもぎ蒸しなどを選ぶという方法もあります。
煮立たせた壺を置いて、その上に座るかたちになるので火傷には注意してください。
サロンの場合は温度調整がされていますが、熱い場合はすぐに伝えるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
よもぎ蒸しは医学的な根拠はなくても効果をたくさんの人たちが実感してきたからこそ長く愛されてきました。
ハーブの女王であるよもぎ+温めることで女性の多くの悩みの原因である「冷え」を根本から改善してくれます。
しかし、よもぎ蒸しが体に合わない方もいることが分かりました。
よもぎ蒸しをこれから受けられる方は注意点をしっかり確認し、ご自身に合った頻度やサロンを見つけて無理せずにあたたかくて過ごしやすい体を手に入れましょう♩
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