n+編集長
やまだ
ライター
山口県出身で、現在は大阪・山口を拠点に“健康”と“教育”をテーマに、トレーニングジム・健康サロン・児童福祉施設・自然農畑を運営。 自身の身体不調をきっかけに現代医療に見切りをつけ、補完療法や自然療法を軸として「効果的」「簡単」「安価」をキーワードに、誰でも気軽に出来る健康実践法を追求し続けている。心許せる信頼出来る各分野のプロフェッショナルにサポートしてもらいながら「人生おもいっきり愉しむ計画!」を稼働中。
現代の野菜は、欧米から多種多様な野菜が入ってきたり、品種改良が進んだことにより、色んな種類の野菜が市場に出回っています。
F1種のように品種改良された野菜や、日本の気候に適していないもの、農薬や肥料やハウス栽培など人為的な方法で栽培しているものは便利といえば便利ですが、健康面などの弊害が無いとは言い切れないのが現状です。
自然農法などを行って、昔ながらの安心出来る野菜を育てたり食べたいという方は、在来種や固定種といった昔から食べられていた野菜に注目していくと、健康の観点から安心して野菜を楽しめる可能性が高くなっていきます。
今回は、そんな健康の為に安心して野菜を楽しみたい方々のために、鎖国中(海外との国交がほどんどなかった時代)だった、江戸時代の野菜は、どの様なものがあったのかをピックアップしてみたいと思います。
目次
江戸時代といえば、皆さんご存じの徳川家が統治していた時代で、1603年~1868年迄(1871年迄という説もあります。)の時代を指します。
昔ながらの野菜を紹介するのに江戸時代をピックアップしたのは、鎖国により世界各国との国交がほとんどなく、且つもっとも現代に近い時代だからです。
この頃はケミカルな品種改良もなく、農薬が化学肥料もハウス栽培もなかった時代ですから、日本の気候に適さない野菜はたとえ渡来していたとしても、野菜の栽培が定着しなかったはずなので、この頃に食べられていた野菜は信用がおける可能性が高いはずです。
江戸時代に食べられていた野菜は、著名人の随筆や文献などに記されていますので、それらをピックアップして紹介していきます。
地域によって食べられていた野菜が多少異なりますので、関東と関西の伝統野菜と全国的に食べられていた品種を別けてご紹介します!
江戸伝統野菜と呼ばれることが多いですが、江戸を中心とした関東では、以下の野菜が伝統野菜として食べられていたようです。
なにわの伝統野菜と呼ばれることが多いですが、大阪を中心とした関西では、以下の伝統野菜がとして食べられていたようです。
1695年に、医師・本草家である人見必大(ひとみ ひつだい)が本草書「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」に記した、当時食べられていた野菜を五十音順に並べてみました。
これ以外にも食べられていた野菜があるかもしれませんが、文献として残っている上記は確実にあったと言えそうです!
関東と関西の伝統野菜と、全国的に食べられていた野菜をピックアップしてみました。
江戸時代に食べられていた野菜、特に品種改良されていない伝統野菜であれば、昔ながらの味や栄養を得ることが出来るので、健康に気をつけていらっしゃる方々にはおすすめしたい野菜になります。
歴史的資料は、昔のものになればなるほど信ぴょう性が低くなってしまうので、絶対的なものではありませんが、各時代ごとに食べ始められた代表的な野菜をピックアップしてみました。
明治時代にもなると、カタカナ表記のものが増えていってますね。野菜の欧米化へ向けての第一歩が明治維新でもあります!
私は学生時代からタイムスリップに憧れていましたが、もしタイムスリップが可能なら江戸時代に行ってみたいとずっと思っていました。
その理由は農薬や化学肥料や添加物がまったくない食事が食べたいと強く感じていたからです。
一汁三菜などの素朴な食事でもなんでも構わないので、安心して食べられる食事を味わってみたいという願望です。
都会だと江戸時代ような食事をすることはかなり難しいですが、地方や田舎であれば家庭菜園や自然農法を行うことが出来れば、江戸時代の食事に近づくことは可能ですが、江戸時代のような野菜をつくるには、F1種のように品種改良されていない、固定種や在来種の種が必要不可欠です。
そんな、固定種や在来種の種を購入するには断然通販がおすすめ。(なかなか一般には売っていないので…)
以下の記事におすすめの購入先などを紹介しているので、江戸時代のような野菜をつくってみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
>>自然農法に必要な種は「固定種」「在来種」がおすすめ!【購入可能なオンラインショップ紹介】<<
今回は江戸時代の野菜について記事を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
「思った以上に種類が豊富」「天下の台所の大阪は以外に伝統野菜が少ない」などなど、人によって色んな気づきがあるかと思います。
私たちが生きている間に、タイムスリップで江戸時代にいくことは難しそうなので、江戸時代の野菜を食べてみたいという方は、家庭菜園や自然農法にぜひチャレンジしてみましょう。苦労してつくった野菜は感慨深い上に、本当に美味しくいただくことが出来ますよ。
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やまだ
ライター
山口県出身で、現在は大阪・山口を拠点に“健康”と“教育”をテーマに、トレーニングジム・健康サロン・児童福祉施設・自然農畑を運営。 自身の身体不調をきっかけに現代医療に見切りをつけ、補完療法や自然療法を軸として「効果的」「簡単」「安価」をキーワードに、誰でも気軽に出来る健康実践法を追求し続けている。心許せる信頼出来る各分野のプロフェッショナルにサポートしてもらいながら「人生おもいっきり愉しむ計画!」を稼働中。