【初心者向け】薪割りが割れない時は「力」でなく斧の「重さ」を利用しましょう!

動画や人がやっているのをみていると案外簡単そうにみえる薪割りですが、実際にやってみるとこれがなかなか難しい。
なんでもそうですが、やり続けることによってコツがわかってきて、だんだん上手くなっていきますが、基本的なポイントを抑えて、最初から「パカーン」と気持ちよく薪割りが出来るように、薪割のポイントを解説していきます。

薪割り上級者と薪割り初心者(私です…)の解りやすい動画もあるので、見比べながらヒントにしてみてください!
薪割りが上手になるポイント
薪割りのやり方は人によって違うので、絶対的なこれといったものはないですが、以下の基本的なポイントは抑えておきましょう。
- 薪割り台 コンクリートやレンガだと斧が折れるので、薪割り台は原木を使う。
- 脚の踏ん張り 左右前後適度に脚を開いて、踏ん張りが効くように。
- 斧と鉈の使い分け 木の大きさによって道具の大小を使い分ける。

差し当たり上記を押させておけば、見よう見まねで薪割りは可能です!
大き目の斧で薪割りをする時のポイント
「大きい木」を薪割りする時は「大き目の斧」を使うのがおすすめ。
大き目の斧は斧そのものの重さがあるので、振り下ろすのではなくて、真上にスッとあげて位置エネルギーをつくります。
重力による運動エネルギーによって、そのままストンと落とすと「パカーン」と割れます。
中くらいの斧で薪割りをする時のポイント
中くらいの斧でも薪割りは可能で、スタンスは大き目の斧と同じカタチ。
大き目の斧と同じように、真上にスッと引き上げます。
中くらいの斧になると、斧そのものの重さが軽いので、一発では割れないことが多いです。
一発で割れなくても、ある程度斧が食い込んでいれば薪ごと斧を振り上げて、少し力をいれて真っすぐ振り下ろします。
大き目の斧と同様に「パカーン」と割れます。

中くらいの斧は重さが軽いので扱いやすいというメリットがあります!
鉈(ナタ)で薪割りをする時のポイント
ある程度の大きさになった薪を焚き付けにする場合は、鉈がおすすめ。
薪の真ん中を目がけて、斧同様に真上にスッと引き上げて、振り下ろします。
ある程度の大きさになっている薪ならば、鉈が十分食い込んでくれます。
鉈がある程度食い込んでいれば、薪ごと鉈を振り上げます。
振り上げた鉈を真下に落とすと「パカーン」と割れます。

くれぐれも鉈が薪を支えている手に当たらない様に注意してください!
上級者と初心者の薪割りの違いを動画で紹介
上級者と初心者では、同じ動きをしている様でだいぶ違います。まずは下記の動画をご覧ください。
薪割り初心者が上手くいかない理由は以下の様なものがあげられます。
- 薪を割ろうとする意識が働きすぎて、筋力で薪を割りにいってしまう。
- 筋肉に頼って割ろうとするのが力みとなり、狙った場所が割れない。
- 狙った場所に振り下ろしたい気持ちが強く、思った以上に斧を振り上げていない。
- 斧や鉈などが怖くて、へっぴり腰になっている。
上記を気をつけても、なかなか上手くいかないですが、意識しながら継続して薪割をすることによって、だんだんと感覚を掴んでいくので、まずは継続が必要です。
気をつけることを1つだけに絞るとすれば…
力感を無くす
というこです。薪割りは力で割るのではないということを念頭においておきましょう。

怪我をしない様に細心の注意を払いながら、薪割りになれていきましょう!
まとめ
薪割り初心者だと、なかなか薪が割れないことを多いですが、ポイントに気をつけながら経験を重ねていくと、コツを掴んで誰でも薪割が出来るようになります。
- 周りに人がいないか
- 割った薪が飛んで怪我をしないか
などにくれぐれも注意しながら、安全に楽しく薪割をしていきましょう。