簡単につくれるセイタカアワダチソウ入浴剤の効果が凄い!

私の姉は幼少時代に市販の入浴剤にはいっている化学物質により皮膚科にかかることが多かったため、入浴剤は肌に合わないと危ないというイメージが幼少時代よりありました。

あまりご存じない方も多いのですが、入浴繋がりでいくと日本の水道水はアメリカの10倍以上の塩素濃度で、カラダからすると嬉しくないことがたくさんあります。

欧米人に比べて基礎体温の低い日本人は、カラダの免疫力を保つために湯船に浸かる習慣がありますが、塩素や化学物質の含まれている湯船に浸かることは、なかなかのリスクを伴ってしまいます。

湯船に重曹やクエン酸、塩化マグネシウムなどをいれるなど、色んな実験をしてきて、確かにそれらも効果があったのですが、もう1段階上の入浴剤がないか色々試していたところ、セイタカアワダチソウ入浴剤にいきつきました。

セイタカアワダチソウ入浴剤の体内毒素排泄能力は、他の入浴剤に比べて遥かに凄いモノです。

化学物質が苦手な方や、オーガニックな入浴剤をお探しの方には、セイタカアワダチソウ入浴剤はおすすめ中のおすすめですので、ぜひ1度試してみてください!

セイタカアワダチソウ入浴剤の効果

セイタカアワダチソウは、キク科アキノキリンソウに属し、8月~11月に、休耕地や空き地や河川敷などで盛大にみることが出来る雑草の1つです。

あまり知られてないことですが、その盛大な繁殖力などから、日本の侵略的外来種ワースト100に入ったり、要注意外来種生物に指定されるなど、忌み嫌われている雑草になっています。

>>【魚沼市HP】セイタカアワダチソウは生態系被害防止外来種(植物)です<<

あまり良いイメージのないセイタカアワダチソウですが、実はセイタカアワダチソウを入浴剤にするとすごい効果が期待できる、スーパー雑草だったのです。

セイタカアワダチソウ入浴剤の「排毒効果」

セイタカアワダチソウの効果は、自然食・自然療法家として有名な、東城百合子さんが書籍でも紹介していますが、効果の1番はなんといっても、その排毒にあります。

>>自然食・自然療法家として有名な東城百合子さんの詳細はこちら<<

遺伝子組換植物、添加物、保存料、排気ガス、放射性物質などなど、現在の社会生活にはカラダに悪影響な物質がたくさんあり、カラダの中にはそれらの物質がコツコツと蓄積され続けています。

たくさんの病気をつくりだすこれらの毒素をいかに体外に排出するか、それが健康的な日常生活を送る上で本当に大切なことです。

色々な文献などを調べてみたのですが、セイタカアワダチソウの排毒効果がなぜ高いのかに関する科学的根拠はでてこなかったのですが、セイタカアワダチソウのつぼみに含まれている酵素にデトックス効果があるようです。

具体的な科学的根拠は示せませんが、セイタカアワダチソウ入浴剤をつかったことにより、以下の様な症状が緩和した例があるので、そちらをご紹介しておきます。

  • アトピー性皮膚炎
  • 肝臓病
  • 腎臓病(人工透析をしている方など)
  • 喘息
  • リウマチ
  • 膠原病
  • 慢性疲労症候群
  • 乾燥肌
  • むくみ
  • 冷え性
  • 脱毛症

これらの症状緩和に期待できそうですが、それ以外の作用は、セイタカアワダチソウの含まれる酵素に加えて、葉っぱに多く含まれるポリフェノールやフラボノイドの働きで、以下の様な作用が期待できます。

  • 利尿作用
  • 抗炎症作用
  • 癌細胞抑制作用
  • 抗菌作用
  • 酸化防止作用
  • 抗酸化作用
  • 肝臓機能保護作用
  • 血統上昇抑制作用
  • 精神安定作用

セイタカアワダチソウに含まれる酵素の働きによる高い排毒効果により、諸症状の改善や緩和が期待できる上に、ポリフェノールやフラボノイドの働きで、健康に欠かせない色んな作用まで期待出来るのは、まさにスーパー雑草ですね!

※ 毒素が蓄積していることが原因でない場合などには、効果がでないこともありますので、改善方法の1つとしてお試しください。排毒の好転反応で症状が悪化する場合はありますので、そのような場合はカラダの状態を観察しながら少しずつお試しください。

セイタカアワダチソウ入浴剤のつくり方

セイタカアワダチソウ入浴剤作り方

排毒効果が高く、カラダに嬉しい色んな作用が期待できるセイタカアワダチソウ入浴剤を実際につくってみましょう。

セイタカアワダチソウ入浴剤をつくる時のポイント

セイタカアワダチソウ入浴剤は、特殊なモノもいらず、誰でも簡単につくることが可能ですが、以下のポイントはすごく重要なので抑えておいてください。

  • 収穫時期 9月中旬から10月初旬までに刈り取る。
  • 収穫場所 車の往来が少なく排気ガスや大気汚染の少ない場所に群生しているもの。
  • 収穫部分 セイタカアワダチソウのてっぺん部分から20cm~30cm部分。

セイタカアワダチソウの効果がもっとも期待できるのが開花前のつぼみの状態です。

その時期以外でも効果はありますが、かなり低下する場合もあるので、時期には特にこだわってください。

また、排気ガスなどによる大気汚染や、界面活性剤などが含まれた水が流れている水質汚染の様な場所に生息しているセイタカアワダチソウは、それ自体に毒素が含まれている可能性が高いので、出来るだけ自然界に近い様な場所のセイタカアワダチソウを収穫するようにしてください。

セイタカアワダチソウ収穫から完成までの流れ

まずはセイタカアワダチソウの収穫をしましょう。

※ いくら雑草とはいえ、公共の場所や他人の土地のモノを刈り取るのは犯罪になるので、所有者や管理者に確認してから刈る様にしましょう。

収穫

今回は、元々田んぼで、現在は休耕地としている場所に群生しているセイタカアワダチソウを収穫します。周りには道路もなく、海風が心地よい清々しい場所です。(ミツバチがいる場合は刺されないように注意してください。)

出張などの関係で収穫時期が遅れて、10月9日の収穫になってしまったので、結構開花してしまっていますが、この程度ならなんとか大丈夫です。

セイタカアワダチソウ収穫

干す

干し方は、天日干しで、カラカラに乾燥させる方法から、日陰干しで水分が少し残った状態(熟成みたいな感じ)にする方法などいくつかあります。

セイタカアワダチソウ入浴剤を長期保存する様な場合は、天日干しでしっかりと水分を抜いた状態だと、腐ったり虫が湧いたりすることもないのでおすすめですが、直ぐに使用して効果を感じたいという方には、日陰干しがおすすめです。

今回は直ぐに使用するということもあり、2日間日陰干しを行いました。2日間日陰干しをするとこんな感じになります。

日陰干しの場合は、出来るだけ風通しの良い場所で干すようにするのがポイントです!

カット

カットせずに、干した状態のものをそのまま入浴剤としてつかうことも出来ますが、成分抽出割合を高めたり、使い勝手の良さのために適当な大きさにカットしていきます。

ハサミなどでただカットするだけですが、大きさなども含めて以下の動画をご確認ください。

カットした後のセイタカアワダチソウはこんな感じです。

セイタカアワダチソウ カット画像

そのまま入浴剤にする場合

私のおすすめとしては、そのまま入浴剤にする方法がおすすめです。

干してカットされたセイタカアワダチソウを木綿の袋にいれたり、木綿の袋がなければご自宅でおつかいの洗濯ネットにいれて入浴剤としてご利用ください。(木綿の袋や洗濯ネットにいれずに、そのまま浴槽にいれると後片付けや掃除が大変なことになってしまいますのでご注意ください。)

セイタカワダチソウ 洗濯ネット

煮立たせて液体入浴剤にする場合

干してカットされたセイタカアワダチソウを鍋にいれ、弱火で煮立たせていきます。

分量などにもよりますが、煮立たせる時間は弱火で大体10分~15分くらいになります。

この時強火で煮立たせると温度が上がり過ぎて、排毒効果の高いせっかくの酵素を破壊してしまう恐れがあるので、弱火でゆっくりと煮出していきましょう。

お湯の温度は40度~50度になるまで煮立たせていくので、温度計があれば1番いいのですが、ない場合は指をつけた感覚でも大丈夫です。お風呂の温度位を目安に煮立たせていきましょう。

セイタカアワダチソウ入浴剤の使い方

セイタカアワダチソウ入浴剤使い方

セイタカアワダチソウ入浴剤の使い方は簡単で、木綿の袋や洗濯ネットにいれたものを湯船につけるだけです。

通常通りお湯をはった湯船にそのままつけるだけでもいいのですが、より抽出力を高める場合は、まず水をはって、その中に入浴剤をいれて、水の状態から徐々にお湯にかわっていくようにすると効果的です。

1番のおすすめは、五右衛門風呂で水を張った状態でセイタカアワダチロウ入浴剤をいれて、薪を炊いて沸かしていくことですね!

お風呂の温度は38度~40度位がベスト(酵素がもっとも活性化する温度)ですが、45度位までなら酵素にも問題なく使用可能です。

追い炊きを繰り返していくことで、セイタカアワダチソウの酵素が染みだし、掻き混ぜると泡がしっかりとたってくるようになります。(これがセイタカアワダチソウの名前の由来です。)3日目で以下の様な泡立ちがしっかりと確認出来ます。

衛生面を考えると3日間くらいが限界かなという感覚です。もしかしたら4日~5日くらいいけるかもしれませんが、自己責任で調整をお願いします!

液体入浴剤の場合は、通常通りにはったお湯に適量をいれていただければ大丈夫です。こちらの方が入浴剤をいれてるという感じがしますね。ちなみにセイタカアワダチソウ液体入浴剤はこんな感じになります。

セイタカアワダチソウ液体入浴剤

結構な量を鍋で煮立たせたのに「これだけ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ガラス容器に移している最中に突然ガラス容器が破損してしまって、3割くらい流れ出てしまいました。

100均容器破損 セイタカアワダチソウ入浴剤流出

やっぱり100均の容器はあまり信用出来ませんね。安かろう悪かろうです。皆さんもお気をつけください。

セイタカアワダチソウ入浴剤の入手方法

セイタカアワダチソウ入浴剤を購入したいという声をよく聞きますが、一般的な流通で購入することは出来ません。

つくって売る業者がないからだと思いますが、本当にみつかりません。

個人的な商売としてメルカリで、売っているのはみかけましたので、もし購入したい場合はその様な方を探してみるのがいいかもしれませんね。

村づくりが軌道にのればゆくゆくはセイタカアワダチソウ入浴剤製造販売をしたいと思っていますので、それまで少々お待ちください。

セイタカアワダチソウ入浴剤のことは最近始めて知ってつかってみましたが、デトックス効果(汗のかき方)やお風呂上りのスッキリ感が、他の入浴剤よりも遥かに高い感覚があります。

カラダの中からデトックスを考えている方は是非セイタカアワダチソウ入浴剤をつくって試してみてくださいね。

関連記事

n+編集長

やまだ

ライター

山口県出身で、現在は大阪・山口を拠点に“健康”と“教育”をテーマに、トレーニングジム・健康サロン・児童福祉施設・自然農畑を運営。 自身の身体不調をきっかけに現代医療に見切りをつけ、補完療法や自然療法を軸として「効果的」「簡単」「安価」をキーワードに、誰でも気軽に出来る健康実践法を追求し続けている。心許せる信頼出来る各分野のプロフェッショナルにサポートしてもらいながら「人生おもいっきり愉しむ計画!」を稼働中。